S字フック・Sカンとも呼ばれる金具、S字フック。生活の様々なシーンで活用でき、手軽に悩みを解決できる最強の金具だと考えている。自分はS字フックの使えるところを考え尽くし、生活の中でフル活用。このページではS字フックの便利な使い方をいくつか紹介していきたい。
S字フックは便利
クローゼット
折り戸タイプのクローゼットや引き戸のクローゼットは、扉分の厚みがクローゼットの両端にデッドスペースを生む。デッドスペースを有効活用しよう。まずハンガーパイプに対して垂直になるよう突っ張り棒を張り、S字フックをかけるとデッドスペースに新たな収納スペースが作れる。小スペースのS字フックはベルトの収納に最適。ハンガーパイプの上に重ねて突っ張り棒を張ると、重みで突っ張り棒がさがらない。
キッチンの収納スペース
対面ではない古いタイプのキッチンだと、窓がついているケースも多い。そこにもS字フックは有効だ。窓枠にS字フックを複数かけて、フライパンやフライ返しなどのキッチンツールをつり下げる。すると古風なキッチンの窓枠にシンプルな見せる収納が映えて、レトロな雰囲気を演出できる。壁にはセリアやホームセンターで販売している壁紙シートを使うと、さらにおしゃれなキッチンに仕上がるだろう。
お風呂・脱衣所
お風呂場では、長めのS字フックが重宝する。活用法としては簡単だけど、ポールにS字フックをひっかけるだけ(笑)お風呂場のイスや洗面器などは、接着面が赤カビでヌルつきがち。お風呂グッズを吊るすだけで水切りが良く、乾きが早いため湿気によるカビの対策にも◎。脱衣所にはS字フックで吊るしたエコバッグに、浴室用排水溝ネットを装備する。入浴後に交換がすぐできるので、気になる人がその場で交換できるように。妻のお風呂掃除も時短に繋がったと喜ばれている。
インテリアにも重宝する
その他にもっともS字フックの活用で妻に喜ばれたのは、手作りランプシェードの窓辺アレンジ。セリアでプラスチックのジョウゴと電球型のボトルをワイヤーで組み合わせ、字フック付きチェーンを使ってカーテンレールに吊るすだけ。観葉植物を入れたパターンも作り、ランプシェードの隣に吊るした。自然素材使ったインテリアで、おしゃれな窓辺を演出できたと思う。
この成功体験を応用し、ベランダ用のグリーンシェードも作成。洗濯ものを干すときの目隠しとして妻に作ってあげた。セリアのフェイクグリーンのつる植物を利用して、自然を感じるグリーンシェードに仕上げた。フェイクグリーンのつる植物をネット3枚にからませ、結束バンドで固定。さらに両サイドにある支柱に結束バンドを複数個所に取り付け、S字フックを装着したグリーンシェードをひっかけて完成だ。ベランダの目隠し用のエクステリアは市販のものだと、高いし人工的な圧迫感がある。手作りグリーンシェードは、自然のあるベランダを演出できたと思う。ぜひ、S字フックを活用して快適な生活やインテリアの参考にしてほしい。