楽しい初めてのDIY
最近では、タレントや芸人の間でDIYのことが、広く紹介されるようになったため、かなり間口が広くなったように感じるDIYの世界ですね。
日本では昔から、日曜大工の名称で親しまれてきましたが、日曜大工と聞くと、男性が行う大工仕事のようなイメージで、女性にはとっつきにくかったのが現実でした。
しかし最近では、TVなどで女性タレントがDIYを実演するようになり、これを目にした若い女性たちも、DIYを積極的に行うようになってきました。
DIYで必要なものといえば、工具と素材のみ。
ご自分のアイデアを生かして、アーティストのように自由に表現ができますので、ご自分の部屋のカスタマイズを議題に楽しめるようになりました。
DIYで使う木材の種類
DIY用の木材の種類には、加工方法や素材の種類により、いくつかのタイプがありますのでご紹介しておきます。
『集成材』
・木目の美しい部分を張り合わせた加工材
『SPF材』
・松材やえぞ松、もみなどの木材
『合板/ベニヤ板』
・木材の繊維を互い違いに張り合わせた薄い合板
『ベニヤ』
・合板にする前の薄板
『角材』
・無垢または集成材で加工された四角い棒状の木材
『丸棒』
・円柱状の木材
『羽目板』
・板同士を組み合わせるよう加工された薄板
『すのこ』
・単体として、ふろ場や押し入れなどに使いますが、DIYでの応用が利くため、よく使われます。
目的別による木材の選び方
『集成材』
・見栄えがするため、木目が生かせるニスなどを塗って、テーブルの材料やチェストの扉などに
『SPF材』
・柔らかく軽量のため、木目を生かして何でも加工可能
『合板/ベニヤ板』
・きれいに加工されたものもあり、修復材としても使用可能
『ベニヤ』
・薄く加工しやすい為、壁や棚などの貼り付けに使用する
『角材』
・棚の骨組みまたは、集成材の角材は反りにくいため、テーブルの脚などに向く
『丸棒』
・直径がφで統一されていることも多く、丸みがあり柔らかなイメージのため、ラックの持ち手や落下防止のバー、スツールの脚などに向く
『羽目板』
・ 床のフローリングまたは、壁/腰壁/天井用に
『すのこ』
・アイディア次第で、リメイクしてインテリアなどに
DIYの世界で楽しみましょう
ありあわせのものを、組み合わせて作り出すというのも、DIYの楽しみ方の一つですが、切り出した木材を組み合わせて作り出すのは、DIYの王道と言えるものです。
最近ではホームセンターなどで、DIYの専用のコーナーなどが設けられており、以前のように1から始めなければならないといった手間も少なくなりました。
木材の良さは、木目を生かしたDIYづくりが楽しめるところです。
加工がしやすく、自在に形を作れるため、DIYに最も適した素材と言えます。
もちろん、色を塗るカラーリングも自由自在。最近は工具類も、かなり安くなっていますので、一通りそろえてもそんなに負担はかかりません。
釘を使わず、接着剤で加工するという方法もありますので、皆さん気軽にDIYを楽しんでみてください。