床下の利用していない空間を有効活用するため、床下収納の取り付けに挑戦した。専門のリフォーム業者に依頼するとなると、商品代と手間賃をふくめ15万円かかるケースもめずらしくない。そこで自分が得意の日曜大工でバッチリ床下収納を取り付け、妻に喜んでもらおうという作戦だ。
取り付けの流れ
床下には床を支えるために重要な「大引」がある。設置する位置に重なってないか位置を確認しよう。確認次第、穴を空ける場所を決定。ホームセンターで、設置可能なサイズの床下収納を購入しよう。電動丸ノコを使用して説明書通りの寸法で穴を開けていくのだが、ココは重要なので慎重に作業を進めよう。代引と直行している根太をカットした場合、床下収納の周りが弱くなるので、補強が必要だ。角材や重量ブロック間をジャッキのような金具を設置して補強ができる。次に空けた穴の周囲に、フレームを設置する。ここまでくると日曜大工レベルとは思えない作りにテンションがあがった。床面から箱の差分を計算し、水平器を使い平に丁寧に設置していきます。この工程を雑に行うと、ガタツキが生じて床を歩くたびに音がでてしまうことも。しっかりと取り付けたボックスが取り付けられているかを確認しよう。残りの切った床板は面取りをして、付属の枠をつけて出来上がり!
さっそく妻に、日曜大工で取り付けた床下収納を披露する。妻は床下収納の扉を開け閉めしたり収納ボックスの大きさを見たりしてとても喜んでいる様子。妻が喜んでいる姿は、自作で作って良かったと心から思える瞬間。日曜大工がやめられません。
床下収納は便利
床下収納の作成はクローゼットや棚など、新しい家具を購入することなく収納スペースを確保できる。床下の見えないところに収納できるので、人目につかず生活感をださないインテリアも楽しめるだろう。
床下収納へ片づけるもモノでおすすめなのは、長期的に置いておく保存商品、缶詰やペットボトル飲料などだ。環境の変化に左右されないため、床下収納に適している。最近では多くの家庭が意識して準備している、防災グッズの収納も可能。しかし、食べ物を入れるのが不衛生だと感じる方も少なくない。床下収納は湿気があり、小さなゴミが溜まりやすいからだとか。人通りが多いキッチンは髪の毛やホコリなども入りやすく、定期的な掃除が必要とのこと。保存食品の保存にも有効ですが、使用頻度の低い調理器具や大きな食器などを収納するのもいいだろう。また、床下収納はモノがたくさんはいるので上から見やすくモノを閉まっていくのがポイント。下から順に閉まっていくと、下のモノを取り出すのに困難になってしまうので気をつけてほしい。