DIYの作業場所
DIYは、趣味と実益を兼ねた良い道楽ですが、あまりに夢中になりすぎると、思わぬトラブルにもなりかねません。
本格的なDIYになると、電動工具も多用するため、購入費用もバカにならないからです。
また、電動工具の作業によっては、騒音も気になるところ。
ご近所の迷惑にならないように、作業の時間帯も考慮しなければなりません。
同時に、作業場所の確保も必要で、出来れば専用の作業場が欲しいところです。
マンションやアパートなどの集合住宅なら、玄関先やベランダなどが恰好の作業場ですが、音が響かないよう注意が必要です。
作業場が無いから、DIYできないという方は意外に多いといいます。
自宅で作業する際の注意点
自宅で作業する際の注意点は、先に少しふれたように、作業中の音には最大限の注意が必要です。
特に、朝方や夜間の作業は、音がよく響きますので、この時間帯の作業は控えなければなりません。
また、マンションやアパートなどの集合住宅は、音も響きやすく、振動などにも気を配る必要があります。
ご近所づきあいも大切で、ある程度のコミニュケーションも、できるだけ行っておきましょう。
家庭によっては、夜勤明けということもあり、昼間に就寝している可能性もあるかもしれないからです。
ご近所とのお付き合いが良好であれば、少しくらいの騒音は大目に見てもらえる可能性が、高くなるかもしれません。
粉じんや木くずなどには十分対処
自宅でDIYする際、電動工具の騒音に注意することは、前述した通りですが、ほかにも作業中の注意点があります。
木材加工の際には、木を切ったり削ったりと、木くずや粉じんが発生しますよね。
自分はゴーグルやマスクをすればよいのですが、外での作業では、風で周囲に飛び散らないよう、対処しておかなければなりません。
特に集合住宅の場合は、よその洗濯物にも注意を払わなければ、思わぬトラブルにも発展しかねないからです。
もし、ご近所の庭先やベランダを汚してしまった場合、相手に詫びるのは当然の対処として、清掃する義務もありますので、対応を間違えないようにしましょう。
自宅以外の場所を借りるという手もある
楽しいDIYも、近所に迷惑をかけてしまっては、何もかも台無しというもの。
いっそのこと、DIYはあきらめてしまおう、というのはやや早計です。
実は、自宅以外の場所を、借りるという方法もあるからです。
例えば、最近のホームセンターですが、規模の大きな場所ではホームセンター内に、工作室を設けているところもあります。
有料で貸し出ししてくれるシステムですが、場合によっては無料で利用できるところもあります。
例えば材料をそこで購入し、カットサービスを利用することで、後は家で組み立てるだけ、といったことも可能です。
また、公共の施設や設備を借りる、またはDIYショップやレンタル工房を利用する、という方法もあります。