家づくりを計画するにあたって「建築家の手がける家は予算がかかりそう。」と感じると思う。自分もその一人だ。そんな時、以前紹介した家づくりに関する情報サイト、イエタテで気になるイベントを見つけた。建杜(大栄工業)が開催していた「建築家×富士の家」完成見学会&「リノベーション」見学・相談会開催。というイベントだ。建築家と家づくりを考えるきっかけになるためのイベントで、これまで実際にリノベーションをおこった3棟の物件を見学できるイベントになっている。
建築家と家づくりを考えるメリット
住まいづくりの広告に載っている写真には、たくさんの理想の暮らしが切り取られている。こんな「家に住んだら楽しい生活ができるだろうな。」と想像を膨らませるのだが、それなりに費用がかかると思うだろう。
建築家は、家づくりのプロだ。その土地に合わせた生活スタイルや家族構成に合わせて快適な家を考えてくれる。限られた予算とスペースを、最大限に活用した家づくりを提案してくれるだろう。誰より住む人の目線で家づくりを考え、形にしてくれるのが建築家の仕事なのだ。
建築家ならではの発想と経験を活かして、リフォームやリノベーションも得意としている。プロのセンスで変身する住宅は、創造以上の工夫やデザインにより新たな価値をもつケースも多い。
建築家との家づくりは、多くのメリットがあるのだ。
リフォームとリノベーションの違い
建築家との家づくりのメリットとしてリフォームやリノベーションについて挙げているのだが、リフォームとリノベーションは、違いがあるのはご存じだろうか。
リフォーム
リフォームは簡単に言うと、修理を”元にもどす”ことだ。時間が経って劣化してきたところを新築の状態に近づけるために手を施す。剥がれた壁紙を張り変えたり壊れたキッチンを新しいものと取り替えたりする、要するに現状回復といったところだ。
リノベーション
ゼロから違うモノに”作り変える”ことだ。間取りを始め、内装・配管すべてを回収し機能性を高めるために改修する。例えば、光が入らない部屋には仕切りや壁を取り払い、光の入る空間にしたり空きビルを店舗併用の機能的な住宅にリノベーションをし、価値を生み出したりするケースがある。
家族が増えたためリフォームを考えている人は、ぜひリノベーションを考えてみてほしい。新しい子育て生活のスタイル提案してもらえるかもしれない。建築家に相談する事で満足のいく家づくりができるだろう。イベントを活用してイメージを膨らませてみてはいかがだろうか。