藤枝市で行われたトークイベント「オートバイと人 小林ゆき x 武田宗徳」に妻が行きたかったイベントだったと教えてくれた。
バイクジャーナリストの小林ゆきさんとバイク小説家の武田さんが一緒に開催するイベントだけに、多くのバイクファンが集まったのだろう。テーマーは「オートバイと人」だ。さまざまな視点でオートバイと人の関係について話したのだろう。
妻は小林ゆきさんの大ファン
ニンジャ乗りの小林ゆきさん。ニンジャに乗っている女性として、妻が大好きな女性ライダーの1人だ。彼女はロードレースへの参加はもちろん、2000年~2003年にはロードレースチームの監督も努めている。現在はバイクジャーナリストとして活躍しながら、さまざまなバイクベントや雑誌編集に携わっているようだ。バイクのニュースというサイトで小林ゆきさんの書いたバイク記事が多くあがっているので、妻と一緒に記事を読むこともある。「小林ゆきは見た!」という切口からバイクイベントの様子や魅力を発信している。
参考:小林ゆき(モーターサイクルジャーナリスト)の記事一覧ページ | バイクのニュース
https://bike-news.jp/post/writer/yuki_kobayashi
他の記事では小林ゆきさんの視点で、乗りやすいバイクをピックアップしている記事も楽しかった。乗りやすいバイクの基準として”排気量に拘らない”、”マイルドなエンジン特性とハンドリング”という2つの軸からバイクを選ぶというものだ。エンジンの特性を「マイルド」と表現するところがなんとも女性らしい言い回しで、多くの女性ライダーから支持を得ている理由がわかった。クセがなく気を使わないバイクこそ「乗りやすい」のだ。と彼女は定義する。その意見には自分の同感で、乗り手の欲求を満たすバイクは乗りやすいというより、乗り手のアグレッシブさに関係するからだ。ますます、小林さんのトークイベントで話を聞いてみたかったと感じる。
豊な人生はバイクと作る
自分達夫婦はバイクを通して絆を深めたといっても過言ではないほど、バイクライフを夫婦で楽しんでいる。バイクなしでは生きられない人生だ。バイク小説家の武田宗徳さんも、オートバイと共に豊な人生を歩もう!と提案している。バイク好きとして人生観に共感できる、小説家の1人だ。彼の書いたバイク小説短編集【Rider’s Story】は、多くのバイク乗りから人気がある作品。風と旅を感じるスリリングな展開の短編集で、衝撃な展開に驚かされる内容となっている。バイク乗りだからこそわかる世界観もあるので、バイクに乗らない人はあまり理解できないかもしれない。短編集なので隙間時間にでもサクサク読めるだろう。
この2人のトークイベントとなると、きっとたくさんのバイクライダー達が集まったに違いない。妻と日程を合わせてイベントへ足を運ぶか相談をしていたが、都合が合わずイベントの参加は叶わなかった。今後の開催を追っていきたいと思う。