猫がちゅーるを好きな理由
猫を飼っていない人でも、「ちゅーる」という名前くらいは聞いたことがあるはずだ。
「ちゅーる」とはいなばペットフードから発売されている「CIAOちゅ~る」のことを指すが、似たような猫用のおやつを総じてちゅーると呼ぶことが多い。
コマーシャルや動画でも、猫が夢中でちゅーるに食いついているシーンを目にすることがあるかもしれないが、ほとんどの猫が大好きなおやつである。
ちゅーるはペースト状のおやつで、スティックタイプの袋に梱包されている。
パッケージを見せるだけで近づいてくるほど猫たちが好きなおやつだが、どうして猫はちゅーるが好きなのだろうか?
ちゅーるの原材料はシンプルだが、猫にとって好きな成分がたくさん含まれているからだからだ。
味はもちろん、香りも猫が好むように工夫されている。
さらにちゅーるはペースト状なので、食べやすいというのも人気のある理由だ。
ちゅーるの食べ過ぎには注意
猫が大好きなちゅーるだが、食べさせ過ぎには注意しなければならない。
人間だって美味しいものを食べ過ぎると健康に害が及ぶように、猫もちゅーるの食べ過ぎが原因で体を壊すことがあるため、何事もほどほどが一番大切である。
とりわけ、ちゅーるは猫の反応がかわいいため、ついついあげ過ぎてしまうことが多いので注意が必要だ。
ちゅーるのあげ過ぎに注意すべき理由の一つは、ちゅーるをあげ過ぎると他のキャットフードを食べなくなってしまうからだ。
キャットフードには猫に必要な栄養素がたくさん含まれているが、そのような栄養素はちゅーるには含まれていない。
つまりちゅーるをあげ過ぎると、猫が栄養不足になってしまう可能性があるのだ。
子どもにお菓子を与えすぎるとご飯を食べなくなってしまうことと同じである。
ちゅーるはおやつであることを忘れないようにすることが大切だ。
さらにちゅーるは猫が好きな味になるよう工夫されており、含まれている塩分が多い。
ちゅーるの食べ過ぎは塩分の過剰摂取になってしまい、腎臓に大きな負担を与えることになる。
高齢の猫や腎臓が悪い猫に与える時には注意が必要だ。
ちゅーるはバランスを考えてあげるようにしよう
ちゅーるをあげる時にはおやつであることを忘れずに、バランスを考えてあげるようにすべきだ。
ちゅーるを食べている時の猫は本当に幸せそうで、あげている飼い主もその様子を見るのはとても楽しい。
だからといってあげ過ぎると猫を苦しめることにもなりかねないため、バランスが大切なのだ。
また、基本的に生後6か月未満の猫にはおやつを与えないようにと言われているが、ちゅーるをあげる場合にもこのことは当てはまる。
逆に高齢の猫の場合、体の変化や持病も考えてちゅーるをあげるようにしたい。
ちゅーるは猫に合わせたラインナップも豊富なので、猫の様子を見ながら合ったものを与えると良いだろう。