スーパーでルーを買って調理すれば、誰でも作れるカレー。簡単で美味しいカレーだが、ハマると奥が深い世界だ。カレーに興味を持ってもう長い。これまでさまざまなカレーを食べたり作ってきたりしたので今日はカレーの話しをしよう。
一口にカレーと言っても日本では、さまざまな種類のカレーが食べられている。カレーの歴史をたどるともともとはインドで生まれた食べ物で、その後イギリスに伝わり日本にやってきたらしい。
レトルトのカレー
今では日本人の好みに合うように改良されて、市販のカレー粉やルーとして売られている。独身時代は温めれば簡単に腹が満たせる、レトルトのカレールーには大変世話になった。近くのスーパーで売っているカレールーをすべて制覇するぐらいハマり、毎日といって良いほど、レトルトのカレーを食べていたのを思い出す。近くで手に入るレトルトのカレーを食べまくっていてもカレーに飽きることなく、最終的にはネットの手を借りた。その頃ネット販売で見つけたのが「日本ご当地グルメレトルトカレー詰め合わせセット」だった。家にいて日本各地のカレーが食べられるのだから、こんなに嬉しいことはない。セットの種類も豊富で、全国各地から西日本や東日本など、テーマごとにセット販売されている。時間はないがお金に余裕があったので、セットを片っ端から買った。毎日「今日はどのカレーにしようかな~」と、レトルトのカレーを楽しみにしながら家に帰っていた日々が懐かしい。全国のレトルトカレーを食べていた中で、何回もリピートしたのが「吉田ハム 飛騨牛ビーフカレー」だ。ブランド牛がしっかりとした大きさで入っているのと、完成度の高いルーがとても美味しかった。ぜひ、食べてみてほしい。
世界の味を知る
日本のレトルトカレーを食べ尽くした頃、無印食品が世界各国のカレーを販売するようになった。出始めた頃は確か3~4種類だったはずだが、今では30種類以上あるらしい。
中でもバターチキンが美味しかったのを覚えている。その頃、自分でカレー作るようになり、レトルトカレーから徐々に、手作りにシフトチェンジしていった。最初は市販で売られている定番のルーをアレンジして楽しんでいたのだが、レトルトカレーで美味しいカレーを知り尽くしてしまっていた自分には物足りなかった…。
そこからどんどん腕を磨き、自分の作るカレーは水を使わないタイプのものになる。テイストはインドのチキンカレーで、野菜の水分だけを使い旨味が凝縮されたカレーだ。作り方は簡単で普通のカレーと違うところと言えば、焦げ付かないように火加減に気をつけるだけ。具材を鍋に放り込むだけで作れる。他にも、トマトの水分だけを利用したカレーもおすすめだ。
今では妻から「あなたのカレーが食べたいなぁ」と最低月に1回はお願いされるので、「カレーは僕に任せなさい!」と喜んで作っている。