自分は妻の実家で暮らしている。妻の実家は、2世帯住宅。といっても完全分離型の2世帯住宅でプライバシーの確保をしつつも隣同士のため、妻の家族が近くにいる安心感がありこの環境がとても気にいっている。
メリットは多い
安心して旅にでかける
私の趣味はバイクいじりやツーリングということもあり、妻と日帰りツーリングやバイクで旅行にでかけることが多くある。
義理の母親に飼っているネコの世話や留守を頼めるので安心だ。もちろんこちらも妻のご両親がでかけるさいには、見守り合っている。どちらかが留守のときに宅配便からの荷物を代わりに受け取ること多くもあった。最近では高齢者夫婦世帯を狙った、訪問詐欺が増えている。そういった詐欺被害からも、僕たち夫婦がいることで狙われにくく、トラブルに巻き込まれるリスクも低いのだろう。
病気のときに心強い
妻やご両親が病気になった時も、助け合えるので安心できる。休日なら自分で妻の看病ができるが、妻の風邪で仕事を休むわけにはいかない。隣に義理の母親がいるととても心強いし、安心して任せられるのはメリットだろう。
家事を頼める
妻は家事を頼んだことがあるらしい。自分としては義理の母親に面倒をかけたくないのだが、買い物中に雨が降ったため、代わりに洗濯ものの取り込みを手伝ってもらったのだとか。妻に家事を任せきりの自分も悪いが、女性的には家事を頼める相手がいるのは嬉しいだろう。
文化を継承できる
1番いいと思う2世帯住宅のメリットは、妻の家庭の文化を引き継げることだ。一緒に食事をして昔ながらの家庭の味を学んだり、伝統的な行事を一緒に楽しんだりできる。将来、子どもにも家族の素敵な文化として有形無形の財産を受け継いでいけるだろう。
2世帯住宅で生活をする時のコツ
2世帯住宅のメリットばかり話してきたが、親子間の甘えすぎや干渉には注意したいところだ。妻が母親に甘えられるからと言って、夫の自分が妻と母親に甘えてばかりいては情けない。家族間の問題に無関心にならないよう、何かトラブルがないか困っていることがないか知るためのコミュニケーションや協力関係を築いている。DIYを通して、義理の両親に家具や便利ツールをプレゼントするのもその一環だと思う。
2世帯住宅にも種類があるので、同居の形態によって家族間には違う課題があるかもしれない。同じ空間に住む完全同居の2世帯住宅の場合は、生活時間のずれや価値観のずれが少なからずストレスになっていることも事実。個人的には完全分離型の2世帯住宅は快適で、メリットしか浮かばなかった。私はそれだけ恵まれている環境で生活しているのだろう。